設備・施設facilities
整形外科の専門範囲である身体の機能低下やケガに対して、まず必要なことは、その状態を的確に判断することです。
おおもり整形外科では、レントゲン設備はもとより、MRI(Magnetic Resonance Imaging) などの最新の機器を導入し、患者さんへのより良い医療の提供に役立てています。
また、手術を要する緊急時の対応として、手術室も備え、医療の充実をはかっています。
MRI(磁気共鳴画像診断装置)
MRI(Magnetic Resonance Imaging)は、磁力とラジオ波を利用して人体の断層写真を得る検査です。レントゲン検査では診断の難しい、骨以外の椎間板、神経、半月板、靭帯、筋肉などの軟部組織の診断ができます。またレントゲンやCTとは違い、X線を用いないので被曝の心配もありません。当クリニックではキャノンVantage Titan 1.5Tの装置を設置しております。機器のトンネルの開口径が71cmあり圧迫感が少なく、従来のMRIよりも騒音が軽減されているため、閉所恐怖症の方を始め、お子様やお年寄りでも安心して検査を受けることができます。
マルチスライス CT(コンピュータ断層撮影)
CT(Computed Tomography)は、X線を体の周りを回転させながら照射することで、一度の撮影であらゆる角度から見た画像を得ることができる検査です。当クリニックではキャノンActivion 16列のマルチスライスCTを設置しております。従来より被曝線量が低減されており、レントゲンでは分かりにくい微細な骨折を描出したりなど詳しい検査が可能です。さらに、全身の骨の三次元画像(3D)の鮮明な画像が得られ、患者様に分かりやすく説明することができます。
レントゲン
骨折や脱臼の検査など、レントゲンは、整形外科においても、基本となる画像診断装置として活躍します。当院では、専門の診療放射線技師により、診断を明確にサポートする的確な撮影が可能です。
骨密度測定装置
国内では10人に1人の割合で骨粗鬆症の予備軍といわれています。しかしながら、治療を受けている人はその中の一部でしかないのが現状です。骨密度を測定する事で発病前の兆候を把握し、早期発見、早期治療につなげることができます。当クリニックではGE社LUNARを用いて、骨折のリスクが高い腰椎と大腿骨頚部を測定しています。
手術室
おおもり整形外科/ スポーツクリニックでは次の手術が可能です。( 入院の心配はありません)
- 半月版切除・棚切除などの膝関節鏡視下手術
- 手指・手関節の小骨折手術
- アキレス腱縫合術 等
ショックマスター
ショックマスターは、日本で認められた唯一の圧力波治療器で、既にリハビリテーションの先進国をはじめ、世界65カ国で活躍しています。本治療器は、様々な部位に効果を発揮するため、これからのリハビリテーションや、トップアスリートのサポートに新しい治療器として、期待されています。