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- 2015年
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第11回全世界空手道選手権大会
こんにちは、新極真会東広島道場で選手のコンディショニング等の活動をしています理学療法士の三田です。
2015年10月31日、11月1日の2日間にわたり新極真会第11回全世界空手道選手権大会が東京体育館で開催されました。
東広島道場指導員の島本一二三選手、広島支部所属の島本雄二選手、大下郁真選手の3選手が日本代表メンバー20名の一員として出場、東広島道場の選手たちと応援に行ってきました。
世界大会は4年に一度のビッグイベントで、今大会で11回目を数えます。日本代表メンバーに選抜されるためには体重無差別や体重別の全日本大会等で上位の成績をおさめなければなりません。また、世界各国の選手も同様に各地域の大会で上位の成績をおさめた選手が出場してきます。
過去すべての大会で日本選手が王座を死守してきましたが、近年のロシアやヨーロッパ勢の台頭はめざましいものがあります。王座の海外流出が危惧される中、男子の部は世界90か国164名の選手により熱戦が繰り広げられました。
競技は体重無差別のフルコンタクトルール(素手素足で直接相手を打撃し与えたダメージの多さで勝敗を決する)のトーナメントで行われ、決勝戦までには8回戦を戦い抜かなければなりません。
選手の体には試合毎にダメージが蓄積していきます。勝ち進むためには、技術はもとより、強靭な身体、そして精神力が必要とされます。大会を観戦し、このトーナメントの過酷さを痛感すると同時に、ダメージを負っても諦めずに戦い抜く選手の皆さんの姿に感動しました。
広島支部所属選手の結果は、島本一二三選手が5位入賞、大下郁真選手がベスト16、そして島本雄二選手が見事優勝し空手母国日本の王座を守りました。
東広島道場の選手たちも広島からの3選手の大活躍に大いに刺激をうけました。将来、東広島から世界を舞台に活躍する選手が出てきてほしいと思います。また、そうなるよう私もサポート活動を頑張りたいと思います。
大会の模様はYouTubeなどでもご覧いただけますので、是非チェックしてみてください!
理学療法士 三田 貴志