院外活動レポートReport

「第3回広島野球障害検診」参加報告

こんにちは。理学療法士の百﨑です。

今回は9月11日に行われた広島野球障害検診への参加報告をしたいと思います。

広島野球障害検診は平成27年9月よりスタートし今回で3回目となりました。前回よりも検診参加者が増え、約80名の小・中学生を対象に行われました。

当院からは百﨑、久保田、佐竹の3名がボランティアスタッフとして参加しました。

院外活動レポートNo.17ではOCD:離断性骨軟骨炎(りだんせいこつなんこつえん)について紹介しています。

OCDはヒジ外側の障害で痛みなどが出現したときには既に進行している場合もあり、早期発見が重要となります。 
(詳しくは当院ホームページをご参照ください)

この検診では、まだ症状のないOCDも超音波画像検査にて発見することが出来ます。

しかしながら全ての少年野球選手がこういった検診を受けられるわけではありません。

そこで、今回はOCDを早期に発見するためのセルフチェックを紹介します。

参考資料:スポ.ラボ http://supolab.jimdo.com/

これらの資料はOCDを含めた投球障害を早期発見する意識を高めるために作成されたものです。

野球に限らず、スポーツをしている子どもは試合に出場したいがために、痛みを我慢し隠すことがよくあります。上記の項目に当てはまらなくても、痛みがあれば早めの診察、治療を行いましょう。

早期に治療を始めれば、ほとんどの場合がよくなってスポーツに復帰できます。

広島野球障害検診は今後も規模を拡大し、継続していく予定です。
ヒジや肩の痛みで野球を続けられなくなる野球少年が1人でも少なくなるよう、今後も活動していきます。

理学療法士 百﨑 真也