院外活動レポートReport

院外研修報告

理学療法士の久保田です。

平成30年5月から11月までの半年間の予定で、福島県の桑野協立病院にて研修させていただいています。

今回の研修では、当院でも経験することの多い、腱板断裂、突発性凍結肩(いわゆる五十肩)、投球障害といった肩関節疾患に対しての治療を主に学んでいます。

桑野協立病院では、肩関節の治療で著名な整形外科医の浜田純一郎先生が在籍しており、多くの肩関節疾患の方が通院しています。浜田先生は手術だけでなく保存療法に関しても理解が深く肩関節の分野で多くの研究論文を発表し、凍結肩に対し肩関節マニピュレーションという先進的な治療法も実施しています。理学療法士も肩関節の研究論文を多く発表し、日常的に浜田先生と理学療法士で治療についてのディスカッションが行われています。また、月に1度、元横浜ベイスターズフィジカルコーチの経験もある山口光國先生をお招きしての研修も設けられているため、桑野協立病院では理学療法士としてのスキルアップに対し充実した環境となっています。

研修中は、今まで経験してきた外来患者様の理学療法だけでなく、総合病院ならではである、手術の見学や手術直後の急性期理学療法、実際の日常生活の中で実施する訪問リハビリなど、私が今まで経験することのなかった医療の世界も学ばせていただいています。

研修中に学んだことを一つ簡単に紹介させていただきます。腱板断裂には症候性と無症候性があり必ずしも断裂しているから痛みが出現しているわけではありません。その症状の出現には、硬くなって動きにくくなった組織の存在が強く影響しています。この部分をマニピュレーションや理学療法で治療していくことで痛みや可動域制限の改善が見込めます。断裂サイズや症状の状態にもよりますが、手術を必要とせず改善するケースも存在します。よって状態に合わせた適切な治療法が重要となってきます。

今回の研修では、理学療法士として新たな経験や、肩関節の先進的な治療法を学ぶなど、大変充実した日々を送らせていただいています。

この経験を当院の多くの患者様や理学療法士スタッフに還元できるよう残りの研修期間も取り組んでまいります。

※研修終了後には研修内容の腱板断裂・凍結肩・投球障害などを、院外活動レポートとして追記させていただく予定です。

理学療法士 久保田 裕貴