院外活動レポートReport

「アジアトライアスロン選手権 2021 廿日市大会 ーSEAー」参加報告

はじめまして、理学療法士の松本です。

今回、令和3年4月23日(金)~25日(日)に開催されたアジアトライアスロン選手権2021廿日市大会にSEA(スイムイグジットアシスタント)として参加させていただきました。(※事前に健康チェックシートの記入とPCR検査を行いました)

当日の水温は、17.2℃(6:30)と肌寒いなか、午前7:30にスタ ートしました。現場でしか味わえない緊張感や臨場感、選手の気迫あふれる姿に圧倒されました。トライアスロンは、個人競技なので、選手は、必死に自己ベストを目指します。1分1秒を争っており、緊張感のある雰囲気でしたが、「安全」をモットーに一致団結して、取り組みました。

「SEA」とは、スイムアップ後のパラトライアスリートを水際の決められたエリア内まで、歩行補助するチーム(スタッフ)です。

基本的に選手の要望に沿ったサポートを行い、スムーズに競技続行できるように、安全かつ公平にサポートします。水際では、バランスがとれず不安定になり、周囲の声があまり聞こえないため、とても危険な状況です。そのサポートをするチームが「SEA」です。

新型コロナウイルス禍で、世界規模の大会に運営サイドとして、携わることができ、大変よい経験になりました。参加された選手・スタッフは、とても明るくて笑顔が素敵でした。また『ありがとう』という言葉を頂いた時の感動は、生涯忘れることはありません。

私は理学療法士として、病気やケガと向き合い、前を向く人に、少しでもこの笑顔と言葉の力強さを伝えていこうと思います。

これからも、パラトライアスリートの皆様の応援をよろしくお願いします!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

理学療法士 松本 大輝